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【国際】

朴氏、検察に出頭 初聴取「捜査 誠実に臨む」

21日、ソウル中央地検に出頭する朴槿恵前大統領=聯合・共同

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 【ソウル=上野実輝彦】韓国の朴槿恵(パククネ)前大統領(65)は二十一日午前、友人の崔順実(チェスンシル)被告による国政介入事件に関する事情聴取を受けるため、ソウル中央地検に出頭した。昨年十月の事件発覚後、朴氏が捜査当局の聴取を受けるのは初めて。地検は職権乱用罪や収賄罪などでの立件を目指すが、朴氏はこれまで、否認の姿勢を示している。

 朴氏は事件を巡って国会で弾劾訴追され、憲法裁判所が今月十日に罷免を決定。不訴追特権を失い、ようやく捜査に応じた。

 朴氏は二十一日朝、ソウル市内の自宅から紺色のコートとズボン姿で車に乗り込んだ。地検前では記者団の取材に応じ、こわばった表情で「国民の皆さまに申し訳なく思う。捜査に誠実に臨む」とだけ述べた。容疑などについては触れなかった。

 国政介入事件では、地検や、国会の設置した特別検察官チームが朴氏について▽韓国財閥に圧力をかけ崔被告の支配する二財団への資金提供を強要▽大統領府の機密を崔被告に漏洩(ろうえい)▽サムスングループから収賄−など十三件の容疑で関与があったと認定。憲法裁判所は、強要や機密漏洩など一部を事実と認めた。

 朴氏側はこれまで、事件が国政の混乱を招いたことについて国民に謝罪する一方で、自らの関与は否定。罷免後も「時間はかかるが真実は必ず明らかになる」とし、憲法裁の決定を不服とする姿勢を見せている。

 

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