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【国際】

イランがISにミサイル テロ報復でシリアに向け発射

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 【カイロ=奥田哲平】イラン革命防衛隊は十八日夜、シリア東部デリゾールに向け、複数の中距離ミサイルを発射したと発表した。今月七日に首都テヘランで起きたテロ事件を受けた報復攻撃で、犯行声明を出した過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点を狙ったとしている。

 AFP通信などは、イランが国外に向けてミサイルを発射するのはイラン・イラク戦争以来約三十年ぶりとしている。イラン西部二カ所の防衛隊基地から、デリゾールのIS司令部や武器製造工場がある拠点を攻撃。「大勢のテロリストを殺害し、武器を破壊した」としているが、詳細は不明だ。

 ISは最近、「首都」と位置付けるシリア北部の拠点ラッカが攻勢を受け、デリゾールに指導部や家族らが脱出したとされる。米軍主導の有志国連合もデリゾール空爆を強化している。

 テロ事件は、イラン国会と初代最高指導者ホメイニ師の霊廟(れいびょう)がほぼ同時に襲撃され、市民ら十八人が死亡。治安当局は殺害された実行犯五人がイラン出身のIS戦闘員と確認し、共犯者や国内のISメンバーら六十人以上を逮捕している。ISがイラン国内で起こした初めてのテロで、防衛隊は報復を行うと宣言していた。

 

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