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【国際】

高高度ミサイル「覆す意思ない」 韓国大統領表明、トランプ氏と夕食会

 【ワシントン=上野実輝彦】訪米中の文在寅(ムンジェイン)韓国大統領は二十九日、在韓米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」について、「現政権が覆す意思を持っているのではないかという疑問は捨てていい」と述べた。米下院のライアン議長らとの懇談で、議員側の質問に答えた。

 文氏は今月、手続きの不備を理由にTHAAD配備地の環境影響評価を再度行うよう指示。運用開始までに一年以上かかるとみられている。文氏は議会で「韓国は米国と同じ民主国家なので手続きの正当性は必要だ」と理解を求めた一方、「THAADは北朝鮮の挑発に対応するために必要だ」と強調した。

 大統領就任前に、南北の経済協力事業である開城(ケソン)工業団地の再開に言及したことについては「過去には韓国の体制が優れているという教育効果もあった」としつつ「現状では、非核化に向けた真剣な対話が行われる時のみ議論可能だ」と否定的な考えを示した。

 北朝鮮に対する中国の役割については「六回目の核実験や大陸間弾道ミサイル発射を行っていないのは中国の影響があるからだが、より役割を果たす余地がある。習近平国家主席に会って議論する」と述べた。

 文氏は二十九日夜、ホワイトハウスでトランプ米大統領主催の夕食会に出席し、トランプ氏と初対面した。韓国大統領府によると、両首脳は米韓同盟に基づき、北朝鮮の核問題や朝鮮半島の平和に協力して取り組むことで一致した。

 

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