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【国際】

北朝鮮、プルトニウム増産か 米大学分析

 【ワシントン=石川智規】米ジョンズ・ホプキンズ大高等国際問題研究大学院の北朝鮮分析サイト「38ノース」は十四日、北朝鮮・寧辺(ニョンビョン)の再処理施設で昨年秋から、使用済み核燃料の再処理を少なくとも二回行い、核兵器に転用可能なプルトニウムを増産した可能性があると公表した。

 同サイトは「プルトニウムの貯蔵が増せば、核兵器の保有量が増えることにつながる」と分析している。

 寧辺の再処理施設の熱分布画像を同サイトが解析した。それによると、昨年九〜十月に施設の温度が上昇。その後いったん低下し、今年三〜六月に再び上昇したことが確認された。同サイトは「プルトニウム増産を行ったことを示唆している」と指摘した。

 また、ウラン濃縮施設でも温度の上昇が確認されたが、核兵器に使うための高濃縮ウランを生産したのか、施設の補修作業を行ったのか判別はできなかったという。

 今年一月に発足したトランプ米政権は、北朝鮮の核兵器廃絶を外交の最優先課題に掲げ、圧力を強めている。だが同サイトの分析が正しければ、北朝鮮は政権発足以降もプルトニウム増産に取り組んでいたことになる。米政府の今後の北朝鮮政策に、影響を与える可能性もある。

 

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