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【国際】

トルコ・クーデター未遂1年 大統領が死刑復活を示唆

 【カイロ=奥田哲平】ロイター通信などによると、クーデター未遂事件から1年を迎えたトルコで15日夜、軍の反乱勢力に対抗した犠牲者の追悼行事が各地で開かれ、最大都市イスタンブールでの政府主催の式典では、エルドアン大統領が「国を裏切った者には罰が下される」と述べ、死刑制度の復活を示唆した。

 式典が開かれたのは、反乱勢力が戦車で一時封鎖したボスポラス海峡に架かる大橋(「殉教者の橋」に改称)のたもと。エルドアン氏が「武装した反逆者に対し国民は素手と信仰心で戦った」とたたえると、会場を埋めた数十万人の参加者が赤い国旗を振って「われらはエルドアンの兵士だ」と叫んだ。

 トルコ政府は事件直後から3カ月間の非常事態宣言の延長を繰り返し、公職追放や反体制派の摘発などで大規模な粛清を続ける。最大野党・共和人民党のクルチダルオール党首は15日に国会で「この1年で正義が壊された。非常事態が恒久化されようとしている」と批判した。

 AFP通信によると、トルコ国内ではこの日、最大手通信会社の携帯電話の呼び出し音が「民主主義と団結の記念日に祝辞を贈る」というエルドアン氏の音声メッセージになった。

 

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