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【国際】

重慶市前トップ拘束か 香港紙報道 規律違反の疑い

3月、中国・北京の人民大会堂で、全人代の全体会議に臨む習近平国家主席(手前)と孫政才氏=共同

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 【北京=秦淳哉】香港各紙は十六日、消息筋の話として、中国共産党政治局員の孫政才・前重慶市党委員会書記(53)が、重大な規律違反の疑いで拘束され、党中央規律検査委員会の取り調べを受けていると一斉に報じた。

 規律違反の詳しい内容は不明。孫氏は習近平国家主席(党総書記)の後継を担う「次世代の指導者候補」として今秋の党大会で最高指導部の政治局常務委員への昇格が有力視されていた。今後の人事に大きな影響を与えそうだ。

 党は十五日、孫氏を重慶市党委書記として再任しないことを決定。事実上の解任とみられる。香港紙「リンゴ日報」によると、同日に開催した重慶市の幹部会議に孫氏は姿を見せず、趙楽際・党中央組織部長が「孫氏が調査を受けている」と報告した。

 香港紙「明報」によると、孫氏は十四〜十五日に開かれた金融工作会議のために北京入りしたが、会議には出席せず、そのまま連行されたという。規律違反の内容は孫氏の妻の腐敗疑惑や、孫氏が抜てきした沐華平・重慶市副市長との関連が指摘されている。

 孫氏は二〇一二年、四十九歳の若さで党政治局員になり、重慶市トップに就任。「ポスト習」を争う若手ホープとされていた。

 しかし、規律委は今年二月以降、「(重慶市が)反腐敗への取り組みが不十分」などと繰り返し指摘。十五日の新華社通信の報道には、新たな起用を意味する「別途任用」の表記はなく、処遇が注目されていた。

 

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