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【国際】

オスプレイ、豪沖で墜落 3人不明 普天間から演習参加

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 【シドニー=共同】在沖縄米海兵隊は五日午後、オーストラリア東部沖で同隊所属の新型輸送機オスプレイの事故があり、行方不明の海兵隊員三人の捜索・救助活動が行われていると発表した。詳細は不明だが、オーストラリアの複数の地元メディアは、オスプレイが墜落したと報じた。死者が出る恐れがある。

 事故機は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に駐留。飛行場のオスプレイは八月に北海道で陸上自衛隊と夜間飛行を検討している。米軍三沢基地(青森県)に展開し、北海道の演習場に向かう予定。

 海兵隊によると、乗っていた二十六人のうち二十三人は救助。事故は通常の運用中に発生し、オスプレイは着水した。事故状況は調査中としている。

 地元メディアによると、事故はオスプレイが米軍艦に着艦しようとした際に起きたとの見方がある。現場はオーストラリア北東部のクイーンズランド州ロックハンプトンに近いショールウオーターベイ沖という。

 オスプレイは七月下旬まで、ショールウオーターベイなどで行われていた米豪の合同軍事演習「タリスマン・セーバー」に参加していた。

◆沖縄でも重大事故 横田など離着陸増

 米軍の新型輸送機オスプレイを巡っては、今回と同じ海兵隊仕様の機体MV22が二〇一六年十二月十三日夜、沖縄県名護市沖に不時着し大破する国内初の重大事故が起きている。

 報道発表で米軍は「浅瀬に着水」、防衛省も「不時着水」と表現し、「墜落」との言葉は使わなかった。

 また、事故は空中給油の訓練が原因で、機体に問題はないとして、六日後の同十九日に飛行を再開し、一月六日に空中給油訓練も再び始めた。

 MV22は一五年五月、ハワイで訓練中に着陸に失敗して二人が死亡する事故もあった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に二十四機が配備され、訓練などで日本各地を飛来。横田基地(東京都福生市など)での離着陸も増加している。

 横田基地では今年後半には米空軍用のCV22の配備が始まる計画だったが、最長三年延期された。

<オスプレイ> 米軍の新型主力輸送機。プロペラを上向きと前向きに変換でき、ヘリコプターのような垂直離着陸と飛行機のような水平高速飛行が可能。開発期から墜落事故が続き「ウィドウ(夫を亡くした女性)メーカー」の異名も。海兵隊のMV22と空軍のCV22がある。

 

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