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【国際】

探査機「カッシーニ」 あす土星突入、初の大気直接観測

無人探査機カッシーニが11日に捉えた衛星タイタン=NASA提供・共同

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 【ワシントン=共同】米航空宇宙局(NASA)は十三日、日本時間十五日夜に予定する無人探査機カッシーニの土星突入計画の詳細を発表した。土星表面から上空千九百十五キロの大気上層に入り、通信が途絶えるまでの一分ほどの間に、初めて土星大気の直接観測に挑む。

 カッシーニの速度は時速十一万キロに達し、大気に押されて姿勢が乱れ、すぐに通信ができなくなると予想。それまでに機器の中に大気を取り込み、成分を分析する。分析チームを率いるウェイト氏は「土星の成り立ちと進化の歴史に迫ることができる」と話した。

 一九八〇年代の無人惑星探査機ボイジャーによる観測で、土星の輪から蒸気や氷が土星本体に向かって落ちる雨のような現象が観測された。カッシーニは既に輪の成分を分析。今回、土星の大気を解析して比べることで、大気の形成に雨のような現象がどのように影響したのかを調べる。

 さらに、より高度の低い場所で、大気に含まれる水素とヘリウムの割合も調べ、土星の起源に迫る。カッシーニは通信の途絶後間もなく、ばらばらになって燃え尽きる。

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