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【国際】

首相、北の核放棄を訴え 国連総会演説「必要なのは圧力」

 【ニューヨーク=石川智規】訪米中の安倍晋三首相は二十日、国連総会で一般討論演説を行い、六回目の核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応について「すべての核・弾道ミサイル計画を放棄させなくてはならない」と強調した。また北朝鮮の政策を変えるために、「必要なのは対話ではなく圧力だ」として、安全保障理事会の制裁決議の全面的履行を各国に呼びかけた。

 首相の一般討論演説は五年連続五回目。今回は演説の大半を北朝鮮問題に費やした。

 首相は北朝鮮の脅威に関して、「核兵器は水爆になったか、なろうとしている。運搬手段は大陸間弾道ミサイル(ICBM)になるだろう」と指摘。脅威は「かつてなく重大で眼前に差し迫ったものだ」と主張した。

 北朝鮮と各国の一九九〇年代以降の対話の歩みを振り返りながら「対話とは北朝鮮にとってわれわれを欺き、時間を稼ぐための手段だった」と断言し、各国に圧力の強化を図るよう呼びかけた。

 その上で「日本は日米同盟、日米韓の結束で立ち向かう」として、米国が訴える「すべての選択肢がテーブルの上にある」との立場を「一貫して支持する」と表明した。

 トランプ米大統領が十九日の一般討論演説で言及した拉致問題にも触れ、横田めぐみさん=当時(13)=が北朝鮮に拉致されてから今年十一月で四十年を迎えるとし、北朝鮮に拉致されたままの多くの日本人の帰国に「全力を尽くす」と強調した。

 

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