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【国際】

マララさん国連で訴え 「発展や平和 女子への投資が必要」

 【ニューヨーク=赤川肇】ノーベル平和賞受賞者でパキスタン出身のマララ・ユスフザイさん(20)が二十日、ニューヨークの国連本部で開かれている国連総会で演説し、教育機会の不平等を是正するよう訴えた。「貧困や紛争、児童婚が原因で教育を受けられない女の子がなおも多い」と指摘し、各国首脳に対して「あなたたちは何をしてきたのか」と対応を強く促した。

 マララさんは「未来への融資−皆への教育」と題するハイレベル会合にマクロン仏大統領らとともに出席。「経済を発展させ、環境を良くし、平和や公衆衛生を推し進めたいなら、女の子への投資が必要だ」と訴え、教育の機会均等が「私たちみんなの未来を守ることにつながる」と語った。

 国連は二〇一五年に「二〇三〇年までにすべての子どもに無償の中等教育」と目標を定めたが、学校に通えない子どもは世界で二億六千万人に上る。基礎的な読み書きができない子どもは一億人に上り、その六割以上が女の子とされる。

 教育を受ける権利を訴えていたマララさんは一二年、イスラム武装勢力に銃で頭を撃たれて生死をさまよった。一四年に史上最年少でノーベル平和賞を受賞。今年八月には、英オックスフォード大で学ぶことを自身のツイッターで明らかにしていた。

 

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