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【国際】

独総選挙、あす投開票 メルケル氏与党が引き離す

 【ベルリン=垣見洋樹】ドイツ連邦議会(下院)選挙の投開票が二十四日行われる。メルケル首相の与党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が、大連立を組む中道左派の社会民主党などを支持率で大きく引き離し、メルケル氏の首相四選は確実な情勢だ。反難民、反欧州連合を打ち出す新興右派政党「ドイツのための選択肢」が初議席を得て第三党に入り、最大野党に躍り出る可能性も出ている。

 選挙戦でメルケル氏は、東西ドイツ統一後で最低水準の失業率や、堅調な経済成長など三期十二年の実績を強調。同性婚容認など他党の政策を取り込む戦術も奏功した。難民政策など重要論点でメルケル氏と他党の主張に大きな違いを見いだし難く、有権者の関心は低調だった。

 社民党のシュルツ党首は社会的公正を掲げ、年金受給年齢引き上げや受給額削減の政府案に反対し、家賃の値上げ規制を主張。ただ連立政権を組む立場上、主張は説得力を欠いた。

 一方、「選択肢」は寛容な難民政策など政権への不満を取り込み、最新の世論調査で支持率11%。ただ、幹部による極右的言動などから、連立政権入りの可能性はないとみられる。

 

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