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【国際】

北朝鮮外相「米国全土にミサイル」 トランプ氏演説に反発

23日、米ニューヨークの国連本部で演説する北朝鮮の李容浩外相=赤川肇撮影

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 【ニューヨーク=赤川肇】北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相は二十三日、ニューヨークで開かれている国連総会の一般討論で演説し、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長を「ロケットマン」と呼んで非難したトランプ米大統領に対し「わが国の最高尊厳(金氏)を侮辱し、ロケット(ミサイル)が米国全土に落ちるのを一層避けがたくした」と反発した。トランプ氏が触れた横田めぐみさん=失踪当時(13)=の拉致問題には言及しなかった。

 李氏は「本題の前に、四日前(十九日)の演説に触れざるを得ない。神聖な国連の場を汚した米大統領と呼ばれる人物の発言だ」と切り出し「罪のない米国民の命が失われたら、全責任はトランプの自爆攻撃にある」と警告。米国の武力行使の兆候には「(弾道ミサイル発射など)容赦ない先制攻撃で予防措置をとる」とも主張した。

 これまでの一般討論で各国首脳は核・ミサイル開発を続ける北朝鮮を「国際的な脅威」と非難した。李氏は「トランプのような人間が核のボタンを握っている現実こそ最も深刻な脅威だ」と反論。核戦力保持を「米国との力の均衡を確立させるのが究極の目標」と宣言した。

 国連安全保障理事会の制裁決議には「常任理事国が核保有国の地位を独占するため」と批判。米国とともに制裁強化を訴える日本などを「米国の引き立て役」と名指しした。制裁に動じない姿勢を示す一方、制裁の「物理的、倫理的な被害」を調べる国家委員会を発足させたと説明した。

 

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