東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

ドイツ総選挙 新興右派 第3党 メルケル氏 連立交渉へ

写真

 【ベルリン=垣見洋樹】二十四日に実施されたドイツ連邦議会(下院)選挙に関し、選挙管理委員会は二十五日、各党の得票率と議席数を発表した。メルケル首相(63)率いる保守のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は得票率を前回から8・5ポイント減らして33%になったものの第一党を維持し、メルケル氏は首相四期目を確実にした。

 投票率は76・2%だった。各党の議席は比例代表の得票に基づいて配分されるが、小選挙区の当選者数が比例で得た議席数を上回った場合は「超過議席」が認められる。今回の選挙では計七百九議席が決まった。

 メルケル氏のCDU・CSUは二百四十六議席で単独過半数に届かず、他党と連立交渉を行う。

 現在連立を組む中道左派の社会民主党(SPD)の得票率は5・2ポイント減の20・5%にとどまった。シュルツ党首(61)は政権からの離脱を表明。メルケル氏は中道の自由民主党と環境政党90年連合・緑の党との三党連立を模索するとみられる。自由民主党の得票は10・7%、緑の党は8・9%。

 新興右派「ドイツのための選択肢(AfD)」は12・6%で第三党に躍り出て初めて国政に進出した。ドイツ政界でも右派ポピュリズム(大衆迎合主義)が一定の勢力となった。旧東ドイツの社会主義政党の流れをくむ左派党は9・2%だった。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報