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【国際】

軍事行動なら「壊滅的」 トランプ氏、北朝鮮けん制

 【ワシントン=後藤孝好】トランプ米大統領は二十六日、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮への軍事行動に関して「第二の選択肢だが、準備は完全に整っている。望ましくないが、その選択肢を取れば、北朝鮮には壊滅的だ」と強くけん制した。ホワイトハウスでのスペインのラホイ首相との共同記者会見で述べた。

 トランプ氏は「北朝鮮の核・ミサイル開発は考えられないほどの人命が失われる世界的な脅威だ」と強調。「全ての国が北朝鮮の完全な非核化に向けて、今すぐ行動しなければならない」と国際社会による圧力を強化する必要性を訴えた。

 金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に対しては「行いが非常に悪い。口にすべきではないことを言っている」と批判。米朝間の応酬の激化が懸念されていることについては、金氏らの挑発的な言動に米国が返答しているだけだと説明した。

 米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は二十六日の上院軍事委員会の公聴会で、米本土に到達する核搭載可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)に関して「北朝鮮が能力を獲得するまでの時間は非常に短い」との認識を示した。

◆8銀行と26個人を制裁対象に追加 大統領令受け初措置

 【ワシントン=石川智規】米財務省は二十六日、北朝鮮の核・ミサイル開発につながる資金を遮断する狙いで、北朝鮮の八つの銀行と、中国やロシアなどを拠点に北朝鮮の金融業務に取り組む二十六人の個人を経済制裁の対象に加えた。トランプ米大統領が二十一日に発表した、北朝鮮の経済封鎖を狙う新たな大統領令に基づく初の措置となる。

 財務省によると、制裁対象となったのは農業開発銀行など八行。個人では、中国やロシア、リビア、アラブ首長国連邦(UAE)で活動する北朝鮮系銀行の代表者や金融関係者ら。制裁により、対象となる団体や個人が米国に保有する資産が凍結される。

 ムニューシン財務長官は声明で「北朝鮮を完全に孤立させ、朝鮮半島の平和と非核化を進める目標を達成するための措置だ」と説明した。

 

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