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【国際】

「クルド独立」賛成92% 自治政府、最終開票結果を発表

 【カイロ=奥田哲平】イラク北部クルド人自治区の分離独立の是非を問う住民投票で、自治政府の選挙管理委員会は二十七日、賛成票が92・73%に達したとする最終開票結果を発表した。

 法的拘束力はなく、イラク中央政府は締め付けを強化。トルコなど周辺諸国も反発しており、混乱が拡大する懸念が高まっている。

 中央政府は、住民投票が「憲法違反だ」として独立交渉には応じない姿勢。アバディ首相は国会で「対話を望むなら、投票とその結果を撤回しなければならない」と強調した。二十七日には外国政府に対し、自治区の中心都市アルビルにある在外公館を閉鎖するよう求めた。

 ロイター通信によると、イラクの航空当局は、アルビルとスレイマニヤの空港を発着する国際便について、二十九日午後をめどに停止すると通知。エジプト航空とレバノンの中東航空は二十九日で運航を取りやめる見通し。

 一方、イラク議会は二十七日、クルド側が実効支配するイラク有数の油田都市キルクークを含む係争地域に向け、治安部隊を派遣し、油田奪還を政府に求める決議を採択。軍事衝突の可能性も出ている。

 

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