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【国際】

米・ラスベガスで乱射、58人死亡 ホテル32階から音楽祭狙う

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 【ニューヨーク=赤川肇】米西部ネバダ州ラスベガスで一日午後十時(日本時間二日午後二時)ごろ、男がホテルの三十二階から、近くで開かれていたカントリー音楽の屋外コンサート会場に向かって無差別に銃を乱射した。ラスベガス市警によると二日朝までに少なくとも五十八人が死亡、五百十五人が負傷し病院に運ばれた。容疑者の男は、警察官がホテルの部屋に突入する前に自殺した。米CNNテレビは「米史上最悪の銃乱射事件」と伝えた。 

 警察は、男をネバダ州メスキートに住む白人のスティーブン・パドック容疑者(64)と特定。単独犯行との見方を示した。ロイター通信によると、容疑者は九月二十八日、ホテル「マンダレイベイ・リゾート・アンド・カジノ」にチェックインし、部屋からは少なくとも十丁の銃が見つかった。

 過激派組織「イスラム国」(IS)は系列のアマク通信を通じ、乱射事件を実行したのは「ISの兵士」と主張する声明を発表した。数カ月前にイスラム教に改宗し、ISの呼び掛けに応じたとしているが、ロイターによると、米政府高官は、声明の信ぴょう性を疑問視し、容疑者が過去に精神的問題を抱えていたとの見方を示した。

 パドック容疑者は、全米で人気のカントリー歌手、ジェイソン・アルディーンさんの演奏中、無差別に発砲した。コンサートは最終日で、警察によると、会場には二万二千人の観客が集まり、死亡者の中には非番でコンサートに来ていた警察官一人も含まれていた。

 ラスベガスはカジノを中心にしたリゾートで、日本人も含め多くの観光客らが訪れる。

 現場はカジノや高級ホテルが立ち並ぶ「ラスベガス・ストリップ」と呼ばれる目抜き通り。在サンフランシスコ日本総領事館によると、二日朝までに日本人が事件に巻き込まれたとの情報はないという。

 

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