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【国際】

「ロヒンギャ」バングラの難民キャンプ 80万人全員収容 最大級に拡張へ

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 【バンコク=山上隆之】ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャの難民を受け入れてきた隣国バングラデシュ政府は五日、国境の町コックスバザールに近いクトゥパロン難民キャンプを最大級に拡張し、八十万人以上とされる難民全員を収容する方針を示した。AFP通信が伝えた。

 難民帰還が実現するまでの暫定措置とみられる。

 難民帰還を巡ってはミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問が九月の演説で受け入れ方針を表明し、両国政府が作業部会設置で合意。国籍が与えられていないロヒンギャは旅券など公的文書を持たないため、身元確認など帰還への具体的手順をこの部会で協議するという。

 ミャンマーでロヒンギャ系武装集団と治安部隊の衝突が始まった八月二十五日以降、バングラデシュに逃れた難民は五十万人超、以前からの避難者も含め八十万人以上に達したという。

 現地からの報道によると、コックスバザール周辺に複数ある難民キャンプはどこも満員状態で、あふれた難民は仮設テントなどで暮らしている。食料など支援体制も不十分で衛生状態も悪いため、コレラなど感染症流行が懸念されている。

 

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