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【国際】

独、難民受け入れ制限へ 首相表明 年間20万人に

 【ベルリン=垣見洋樹】ドイツのメルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)と姉妹政党のキリスト教社会同盟(CSU)は、難民の受け入れを年間二十万人に制限する方針を決めた。メルケル氏が九日、記者会見で発表した。先月の連邦議会(下院)選で反難民を訴える新興右派「ドイツのための選択肢」が第三党に躍進し、寛容な難民政策の見直しを求める声が与党内でも高まっていた。

 CSUのゼーホーファー党首が難民受け入れの上限設定を求めており、メルケル氏が受け入れた。ただ、紛争などで国際情勢が予想外に変化した場合は、上限を変更できるとした。

 メルケル氏は会見で「難民保護申請の基本的な権利は維持される」と述べた。一方で、渡欧する密航者を取り締まる欧州連合(EU)とトルコとの取引などにより、約八十九万人の難民や移民が流入した二〇一五年のような状況は繰り返されないと強調した。

 メルケル氏は十八日から中道の自由民主党、環境政党の90年連合・緑の党と連立政権交渉を始めることも発表した。連邦議会選で、CDU・CSUは第一党の座を守ったものの、六十五議席を失った。

 これまで連立を組んでいた社会民主党は大きく議席を減らし、次期政権に加わらない方針を表明している。

 

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