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【国際】

米韓「斬首作戦」 北に漏えいか 韓国軍機密にハッキング

 【ソウル=上野実輝彦】朝鮮半島有事の際に北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長ら首脳部の排除を狙う「斬首作戦」を含む米韓軍の機密文書が、ハッキングによって北朝鮮へ漏えいしたとみられることが十日、明らかになった。韓国の与党「共に民主党」の李哲熙(イチョルヒ)議員が、国防省関係者から聞いた話として記者団に伝えた。

 李氏によると、軍の情報を管理する「国防統合データセンター」が昨年九月、北朝鮮によるとみられるサイバー攻撃を受け、機密文書を含む軍事情報が流出。この中に、米韓軍が「斬首作戦」を盛り込んで二〇一五年に策定した最新の軍事作戦計画「5015」や、局地的な衝突を想定した作戦計画「3100」、北朝鮮の体制急変などに備える「偶発計画」などが含まれていたという。

 軍事機密以外にも、米韓の定例合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」についての会議資料や、軍部隊や発電所など韓国の重要施設の状況を記した資料があったとしている。

 事実であれば、北朝鮮に対する米韓の軍事作戦遂行に支障を来す恐れがある。国防省報道官は十日の記者会見で「(流出した)内容は軍事関連なので話せない」とした。

 

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