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【国際】

カタルーニャ 独立を宣言、効力は凍結 州首相が政府に対話要求

10日、スペインのカタルーニャ自治州議会で独立宣言に署名するプチデモン州首相=ロイター・共同

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 【バルセロナ=竹田佳彦】スペイン北東部カタルーニャ自治州のプチデモン州首相は十日夜(日本時間十一日未明)に州議会で演説し、「独立宣言する。ただし中央政府と対話するため効力を数週間延期するよう議会に求める」と述べ、宣言の効力を一時凍結した。

 一日の住民投票では独立賛成が約90%(投票率43%)を占め、賛成派が多数を占める州議会内では、独立宣言を求める圧力が高まっていた。スペインのラホイ首相は十一日に閣議を開き対応を協議する。

 プチデモン氏は「カタルーニャ共和国」の建国を念頭に「中央政府に仲介を受け入れるよう、あらためて働きかける」と述べた。

 賛成派議員は本会議終了後、独自に独立宣言に署名。憲法制定や中央政府との交渉など独立へ向けた今後の方針を示した。

 中央政府の報道官は「独立宣言は容認しない」と対話を拒否することをあらためて表明。中央政府は州政府の一方的な独立宣言には、プチデモン氏の拘束や同州の自治権停止など強硬措置で臨む可能性を示唆している。

 住民投票を巡ってはスイス政府やコフィ・アナン元国連事務総長が仲介に意欲を見せている。七〜八日には州内外で一方的な独立に反対し、中央政府との対話を訴えるデモが相次いだ。

 

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