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【国際】

イラン大統領「国民への侮辱」 合意維持を強調

 【カイロ=奥田哲平】イランのロウハニ大統領は十三日夜、対イラン新戦略を公表したトランプ米大統領の演説を受けて「イラン国民への侮辱で、たわ言にすぎない」と批判した。核合意については「国家利益になる限り尊重する」と述べた。ロイター通信などが伝えた。

 ロウハニ師はトランプ氏の演説の一時間余り後にテレビで演説。「彼は国際法を学んでいない。核合意はイランと米国の間だけのものではない。多国間の国際合意を取り消せると考えているのか」と指摘し、再交渉には応じない姿勢を強調した。「米国はかつてないほど孤立している」として欧州諸国と連携して核合意を維持していく方針だ。

 トランプ氏は演説でイランを「ならず者の独裁国家」と呼び、軍事組織「革命防衛隊」がテロ組織を支援しているとして制裁強化を打ち出した。

 これに対しロウハニ師は「今日聞いたのは根拠のない非難と口汚い言葉の繰り返し。イランはあなたに何にも期待していない」と述べ、弾道ミサイル開発を含む軍備増強を進めるとした。

 イランを敵視するイスラエルのネタニヤフ首相は「勇気ある決定だ」とトランプ氏の強硬策を歓迎。イランと国交断絶中のサウジアラビアも「確固とした戦略を支持する」との声明を出した。 

 

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