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【国際】

発泡ワイン、老舗も州外移転 カタルーニャ独立問題

 【パリ=共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題で、十六世紀創業の発泡ワイン大手コドルニウは十六日、州外への本社登記移転を決定した。地元メディアが伝えた。中央政府と州政府の対立が先鋭化する中、経営への悪影響を避けるため同様の移転を決める動きが相次いでおり、大小計五百四十社以上に上っている。

 州都バルセロナのコラウ市長は同日、地元テレビで「世界に悪影響のみが拡大している」と指摘、プチデモン州首相に「一方的な独立宣言の断念」を求めた。

 マドリードの司法当局は「反乱」容疑で事情聴取中の自治州警察のトラペロ長官について身柄拘束を要求したが、担当判事は証拠不十分を理由に却下した。一方、同じ容疑で事情聴取していた独立派政治団体幹部二人については、担当判事が身柄拘束を命じた。

 プチデモン氏は十六日、中央政府宛ての書簡で「二カ月間を当事者間の対話期間としたい」と述べたが、中央政府が要求した「独立宣言」を巡る公式の立場は明確にしなかった。同氏は一日の住民投票前は「勝利すれば四十八時間以内に一方的に独立宣言する」と繰り返し、投票結果発表後の十日の州議会では「独立宣言の効力を数週間停止する」と演説した。

 

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