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【国際】

ロヒンギャ難民 6割が子ども 86億円支援要請…まだ7% ユニセフ

 【ジュネーブ=共同】国連児童基金(ユニセフ)は二十日、ミャンマーからバングラデシュに逃れたイスラム教徒少数民族ロヒンギャの難民のうち約六割が子どもで、人道援助物資不足などで栄養失調が懸念されると発表した。ユニセフは今月初めに約七千六百万ドル(約八十六億円)の拠出を国際社会に要請したが、7%しか集まっていないとして改めて支援を求めた。

 ユニセフによると、ロヒンギャの武装集団とミャンマー治安部隊の衝突が始まった八月二十五日以来の難民約五十八万人のうち約三十四万人が子どもで、そのうち二割強が五歳未満とみられる。親を失ったり、家族からはぐれたりして、単独で避難している子どもも少なくない。

 子どもたちは竹やプラスチック製シートでできたテントで生活。衛生状態も悪く、はしかやコレラなどの感染症にかかるリスクも高いという。

 また、支援物資が十分に行き渡っていない。ビスケットやコメの配給を受けるにも長い行列に並ばなければならず、推定で一万四千五百人の子どもは栄養状態が極めて悪いとしている。生後八カ月の乳児で体重が三キロ程度の例もあった。

 国連は今月二十三日、ロヒンギャ難民への人道援助を要請するため、ジュネーブで支援国会合を開催する予定。

 

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