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【国際】

「トランプ氏は夫の名を忘れた」 殺害された米兵の妻が怒り

 【ワシントン=共同】トランプ米大統領が西アフリカのニジェールで殺害された米兵の遺族に電話で無神経な発言をしたとされる問題で、トランプ氏と電話で話した兵士の妻が二十三日、ABCテレビのインタビューで、トランプ氏は「夫の名前を忘れていた」とし「そのことに最も傷ついた。怒りを覚えた」と語った。

 問題発覚後、死亡した兵士ラデービッド・ジョンソン氏の妻マイーシャさんがメディアの取材に応じたのは初めて。政権はトランプ氏の対応は適切だったと説明してきたが、妻が公然と怒りをぶつけたことで、トランプ氏への批判が高まりそうだ。

 マイーシャさんは「トランプ氏は夫の名前を思い出そうとしながら口ごもった」と証言。「夫は命を懸けて戦ったのに、大統領が名前も思い出せないことが腹立たしく、泣いてしまった」と振り返った。「(兵士らは)何に参加したか分かっていたはずだ」との発言にも傷ついたと語った。

 インタビューの放送直後、トランプ氏はツイッターで、マイーシャさんとは「丁重に話をした」と強調。ラデービッド氏の名前は「口ごもらずに、最初から言った」と主張した。

 マイーシャさんは夫が死亡した状況の説明がないと不満を表明。米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は二十三日、事件の調査が終われば遺族に説明すると述べた。

 事件は今月四日、米兵四人が武装勢力に襲われ死亡した。トランプ氏は十七日に弔意を示すためマイーシャさんに電話をかけ、一緒にいた野党民主党議員が十八日、メディアに暴露した。

 

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