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【国際】

単独犯行覆す新事実なし JFK公開文書で米メディア

 【ワシントン=共同】一九六三年のケネディ米大統領暗殺に関して二十六日に公開された機密文書について、メディアが精査を進め内容を報じ始めた。情報機関が多数の関係者の盗聴を展開していた実態が浮き彫りになりつつあるが、元海兵隊員リー・オズワルドによる単独犯行とする調査委員会の結論を覆す決定的な新事実は出ていない。

 今回の文書公開で注目されたのが、オズワルドが事件の約二カ月前に訪れたメキシコでの盗聴記録。ソ連(当時)亡命を図ったこともあるオズワルドは当時から中央情報局(CIA)の監視下にあり、ソ連国家保安委員会(KGB)要員と「片言のロシア語」で会話していた様子が記載されている。

 要注意人物として注視しながら、情報機関はなぜ暗殺を防ぐことができなかったのか、改めて疑問が出そうだ。

 六六年に当時のフーバー連邦捜査局(FBI)長官がホワイトハウスに宛てたメモでは、協力者の情報として、ソ連情報当局がオズワルドを「神経のいかれた人物」だと評価していると報告。ケネディの死で米大統領に昇格したジョンソンが暗殺に関与したとの情報を保持しているとも記載しているが、根拠は示されていない。

 

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