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【国際】

ロシア疑惑、容疑者拘束へ トランプ政権に影響も

 【ワシントン=後藤孝好】ロシアが昨年の米大統領選に干渉した疑惑「ロシアゲート」を巡り、モラー特別検察官が二十七日、最初の容疑者をワシントンの連邦大陪審に訴追して認められたと米CNNテレビが報じた。容疑者は明らかになっていないが、三十日にも身柄を拘束される見通し。トランプ米大統領に打撃となる可能性がある。

 連邦裁判官は今回の訴追を非公開としており、容疑の詳細や氏名などは分かっていない。モラー氏は、大統領選でロシア政府がトランプ陣営と共謀して民主党有力候補だったクリントン元国務長官の陣営にサイバー攻撃を仕掛け、メールを流出させるなどの干渉をした疑惑を捜査。トランプ氏が米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官を解任した司法妨害や、フリン前大統領補佐官=二月に辞任=が政権発足前に対ロ経済制裁の見直しを協議した密約などの疑惑も調べている。

 米メディアによると、モラー氏と連携して疑惑を調べているFBIは七月下旬、トランプ陣営の選対幹部だったマナフォート氏の自宅を家宅捜索した。マナフォート氏は昨年六月、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏と娘婿のクシュナー大統領顧問がロシア人弁護士と面会した際に同席。クリントン元国務長官に不利な情報を求めたとされる。

 また、モラー氏の捜査チームは十月十三日にプリーバス前大統領首席補佐官、十六日にはスパイサー前大統領報道官をそれぞれ事情聴取。FBIも一月にフリン氏から事情を聴いた。

 トランプ氏はロシア疑惑を「でっち上げだ」と否定。モラー氏の捜査に対しても「政治史上最大の魔女狩り」と批判している。

 

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