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【国際】

トランプ陣営元幹部を起訴 FBI、ロシア疑惑で初

 【ワシントン=後藤孝好】米司法省は三十日、ロシアが昨年の米大統領選に干渉したとされる疑惑「ロシアゲート」を巡り、モラー特別検察官がトランプ陣営のポール・マナフォート元選対本部長ら二人を起訴し、ワシントンの連邦大陪審に認められた、と発表した。ロシア疑惑での起訴は初めて。米メディアは、二人が連邦捜査局(FBI)に出頭したと報じた。

 司法省によると、マナフォート被告の起訴内容は、ウクライナの親ロシア政党から違法な金銭を受け取った罪のほか、マネーロンダリング(資金洗浄)などの罪。仕事上のパートナーのリチャード・ゲーツ氏も起訴された。トランプ米大統領に打撃となりそうだ。

 モラー氏と連携して捜査しているFBIは七月下旬、マナフォート被告の自宅を家宅捜索していた。同被告は昨年六月、トランプ氏の長男ジュニア氏と娘婿のクシュナー大統領上級顧問がロシア人弁護士と面会した際に同席し、クリントン元国務長官に不利な情報を求めたとされる。

 マナフォート被告を巡っては、親ロ派とされるウクライナのヤヌコビッチ前政権側から顧問料を受け取っていた疑惑が浮上。昨年八月にトランプ陣営の選対幹部を辞任していた。ロシアのプーチン大統領に近い富豪からの金銭の受領も指摘されていた。

 トランプ氏は三十日、ツイッターで「(起訴内容は)マナフォート氏がトランプ陣営に加わる何年も前の話だ。共謀もない」と主張した。

<ポール・マナフォート> 1949年生まれ。米国のフォード、レーガン元大統領ら共和党の主要政治家の選対幹部を歴任。政治コンサルタントとして外国指導者のためのロビー活動も展開した。オバマ前大統領の後任を選ぶ大統領選では昨年3月にトランプ陣営の選対本部に加わり、6月に選対本部長に昇格したが、8月に辞任した。 (共同)

 

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