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【国際】

豪州のウルル、登山禁止に 先住民の聖地、19年10月から

 【シドニー=共同】オーストラリア中央部の巨大岩山ウルル(英語名エアーズロック)を管理する国立公園は一日、ウルル登山を二〇一九年十月二十六日から禁止すると発表した。

 ウルルは先住民アボリジニが所有権を持つ聖地で、高さ約三百四十八メートル、周囲約九・四キロ。アボリジニは以前から観光客の入山に反対しており、十二人のうち八人をアボリジニが占める国立公園の役員会で投票を行い、全会一致で入山禁止を決めた。

 役員会の議長を務めるアボリジニのウィルソン氏は地元メディアに「ウルルは極めて重要な場所で、遊園地やテーマパークではない」と話している。

 ウルルは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録され、年間二十五万人以上が訪れる人気観光地。一九九〇年代には観光客の四分の三が登っていたが、聖地への理解が進んだこともあり、近年は約16%に減少していた。

 入山禁止日は、ウルルの所有権が政府からアボリジニに返還されて三十四周年に当たる。

 

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