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【国際】

ベルギー、カタルーニャ前州首相保釈

 【ブリュッセル、パリ=共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題で、ベルギー司法当局は五日深夜、スペイン当局の要請で拘束したプチデモン前州首相と前州閣僚の計五人について、スペイン送還か否かを決めるまで保釈した。欧州メディアが伝えた。

 五人は送還の可否を決める手続きのため、十五日以内にベルギーの裁判所に出廷する。保釈に当たり、許可なくベルギー国外に出ないことや、滞在先を明らかにするなどの条件が付けられた。

 五人は十月末からベルギーに滞在。反逆容疑でプチデモン氏らの身柄拘束と引き渡しを求める「欧州逮捕状(EAW)」をスペイン当局が発付したことを受け、ベルギー検察は五日、ブリュッセルの警察に出頭した同氏らを拘束し、身柄を捜査判事に送っていた。

 一方、プチデモン氏が所属する独立派の保守政党は五日、党集会を開き、プチデモン氏への支持を確認し、十二月二十一日に実施予定の州議会選(百三十五議席)に同氏を比例名簿の順位一位として参加すると決めた。

 州議会選は中央政府のラホイ首相率いる中道右派、国民党などとの激しい選挙戦が予想される。独立派は二〇一五年の前回選挙で異例の大連合を組み州政権の座を初めて射止めたが、今回は足並みの乱れも指摘される。

 五日付の地元各紙が報じた世論調査結果では、プチデモン氏側の獲得議席の予測は極左系も含めて六十五〜六十九議席と現在の計七十二議席より減少。「カタルーニャ共和左派」が独立派内の最大勢力になる見通し。

 

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