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【国際】

米教会で銃乱射26人死亡 テキサス 男、逃走後に死亡

 【ニューヨーク=赤川肇】米南部テキサス州サザーランドスプリングズの「第一バプテスト教会」で五日午前十一時二十分(日本時間六日午前二時二十分)ごろ、日曜礼拝中に入ってきた男が銃を乱射した。州当局によると、少なくとも二十六人が死亡、二十人が負傷した。男は車で逃走したが、車内で死亡しているのが見つかった。

 州当局によると、男は教会の外で発砲した後、さらに屋内に入って乱射した。車で逃走し、銃を持った市民らが追跡。教会から約十六キロ離れた交差点で衝突事故を起こした。車の中で死亡した状態で見つかったが、死因は不明という。

 米メディアによると、男は現場から約五十キロ北に住む白人のデビン・ケリー容疑者(26)。黒ずくめの服を着て、防弾ベストを身につけていた。犯行には殺傷能力の高い自動小銃を使った。車内からは複数の武器が見つかった。容疑者は空軍に勤務していたが、妻と子どもに暴力を振るったとして、二〇一四年に不名誉除隊処分を受けた。

 死傷者は五歳から七十二歳の男女。事件当時、教会のフランク・ポメロイ牧師は不在だったが、娘(14)が犠牲となった。牧師は取材に「とても美しく特別な子どもだった」と語った。

 日本滞在中のトランプ大統領は六日、駐日米大使公邸で演説し、「恐ろしい銃撃だ」と事件を非難。さらに「この邪悪な行為は犠牲者と家族が神聖な祈りの場にいる時に起きた」と述べ、犠牲者への弔意を示した。米メディアによると、トランプ氏のアジア歴訪の予定に変更はないという。

 事件が起きた町は、州第二の都市サンアントニオの南東約五十キロにあり、人口五百人程度。近くの給油所に勤めるキャリー・マトゥーラさんは米NBCニュースに「こんな事件は大都市で起きるものだと思っていた。理解できない」と話した。

 

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