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【国際】

訪問控え米大統領 対中貿易赤字を批判 習氏を称賛後、けん制

 トランプ米大統領は六日の日米首脳会談後の記者会見で、中国との貿易について「非常に不公平で、米国は年間数千億ドル(数十兆円)規模の巨額な貿易赤字がある」と批判した。大統領として初めてとなる八日からの訪中を前に、習近平国家主席との首脳会談で通商問題を取り上げる考えを示して強くけん制した。

 トランプ氏は「習氏との関係はすばらしい。私は彼のことが好きだし、互いに友人だと思っている」と持ち上げた上で、「中国とは貿易問題を話し合っている。自由、公平で、互恵的な貿易を行わなければならない」と強調した。

 トランプ氏は中国企業による知的財産権の侵害についても問題視。貿易不均衡を是正するため、中国製品に高関税を課し、米国への輸入を抑制する可能性も示唆した。

 米国の二〇一六年の対中貿易赤字は三千四百七十億ドル(約四十兆円)に上り、全体の貿易赤字(七千三百四十三億ドル)の約47%を中国が占めている。

 トランプ氏は日米首脳会談で、中国の南シナ海と東シナ海への海洋進出や、周辺国への経済的な影響力の拡大を踏まえ、「自由で開かれたインド・太平洋」の実現に取り組む方針も確認した。 (米大統領同行=後藤孝好)

 

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