東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

トランプ氏、対北圧力の協力求める 米中首脳会談 貿易是正も協議

 【北京=後藤孝好】訪中したトランプ米大統領は九日、北京の人民大会堂で習近平(しゅうきんぺい)国家主席と会談し、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮の問題などを協議した。トランプ氏は北朝鮮への圧力強化に協力を求め、米中間の貿易についても「公平にする」として米国の対中貿易赤字の解消を迫った。習氏が要求にどこまで応じるかが焦点となる。

 習氏は首脳会談の冒頭、「昨日から深く意見を交換し、多くの共通認識を得ることができた」と強調し、「北朝鮮の核問題など重要な国際問題で協力を強化することができたと思う」と述べた。トランプ氏は「とてもいい話ができた。北朝鮮問題も、解決方法は必ずある」と応じた。

 トランプ氏は、北朝鮮に「最大限の圧力」をかけて核兵器や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発計画を放棄させる方針を強調し、国連安全保障理事会の制裁決議の厳格な履行など、北朝鮮を外交的、経済的に孤立させるためのさらなる行動を求める。中国は北朝鮮との銀行取引の規制強化など一定の協力姿勢を示している。習氏は制裁を着実に履行していると主張し、北朝鮮との直接対話による解決を促すとみられる。

 経済分野では、米国の二〇一六年の対中貿易赤字が三千四百七十億ドル(約四十兆円)に上り、最大の赤字相手国となっており、トランプ氏は不満を表明する。

 習氏は、トランプ氏を明・清朝時代の皇宮「故宮(紫禁城)」で歓待するなど手厚くもてなして友好ムードを演出している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報