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【国際】

核に終止符 祈りささげて ICAN事務局長、法王に

 【バチカン=共同】今年のノーベル平和賞に決まった非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のフィン事務局長は十日、ローマ法王フランシスコに謁見(えっけん)し、授賞式が開かれる十二月十日に「核の脅威に終止符を打つため」世界中の教会で祈りをささげてほしいと要請したと語った。

 ICANは広島、長崎の被爆者らと協力し、核兵器を違法化する史上初の核兵器禁止条約の実現に尽力した。核廃絶を巡るバチカンのシンポジウムで演説したフィン氏は「十二月十日に核禁止条約の署名と批准を指導者に呼び掛けてほしい」と、参加者らにも訴えた。

 ノーベル賞の授賞式は毎年十二月十日で、今年はキリスト教のミサが行われる日曜日。ノルウェー・オスロでの授賞式にはフィン氏や、広島で被爆したカナダ在住のサーロー節子さん(85)、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中熙巳代表委員(85)、藤森俊希事務局次長(73)も参加する。

 シンポには、国連幹部や歴代のノーベル平和賞受賞者、被爆者で被団協事務局次長の和田征子さん(74)も参加。フィン氏は「核兵器は七十年にわたって暗い影を落としてきた。核兵器の支配を終わらせよう」と呼び掛けた。

 

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