東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

習氏特使、正恩氏側近と会談 中朝関係発展で一致

平壌で17日、中国共産党の宋濤中央対外連絡部長(左から2人目)と会談する朝鮮労働党の崔竜海副委員長(右から2人目)=共同

写真

 【北京=城内康伸】中国共産党中央対外連絡部(中連部)の発表によると、習近平(しゅうきんぺい)総書記(国家主席)の特使として北朝鮮の平壌を訪れた宋濤(そうとう)中連部長は十七日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の最側近、崔竜海(チェリョンヘ)党副委員長と会談し、中朝関係を発展させることで一致した。北朝鮮の朝鮮中央通信は十八日、会談の事実と宋氏が正恩氏宛ての贈り物を渡したことを伝えた。

 中国外務省の耿爽(こうそう)副報道局長は十五日、「両国の関心事についても意見交換する」と話しており、北朝鮮の核・ミサイル開発について話し合い、開発中止を求める中国側の立場を伝えた可能性がある。

 中連部によると、双方は「共に努力し、中朝両党・両国関係の発展を推進することによって、両国人民に幸福をもたらすべきだ」との意見でまとまった。宋氏は、十月の共産党大会で「中国の特色ある社会主義思想を党の指導思想として確立し、党規約に盛り込んだ」と成果を説明。崔氏は「中国共産党と中国人民に重要な意義がある」と評価、二期目の習指導部発足に「熱烈な祝意」を表した。朝鮮中央通信は、宋氏が「中朝の伝統的な親善関係を引き続き発展させていこうという中国の立場を強調した」と報じるにとどまった。

 北朝鮮の度重なる核実験やミサイル発射で、中朝関係は冷え込んでいる。北朝鮮は国連安全保障理事会の制裁決議に賛同する中国に反発しており、崔氏が会談で不満を表明、善処を求めた可能性もある。

 中朝関係者によると、宋氏の訪朝は二十日までとみられ、滞在中に正恩氏と会談するかが注目される。トランプ米大統領は十六日、宋氏訪朝について「大きな動きだ」とツイッターに書き込んで、中国の働き掛けに期待を寄せた。

 【平壌=共同】中国共産党の宋濤中央対外連絡部長は十八日、朝鮮労働党で国際部門を統括する李洙〓(リスヨン)副委員長と会談した。

 ※〓は土へんに庸

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】