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【国際】

富裕層向け幼稚園で教諭が園児を虐待 中国各地でトラブル続く

 【北京=安藤淳】北京市の富裕層向け幼稚園で、教諭が園児に針を刺したり成分不明の薬を飲ませていた事件が明らかになり、市公安局は二十五日、虐待に関わった疑いで、河北省出身の女性教諭(22)を刑事拘束したと発表した。中国政府は二十四日、全国の幼稚園に対し、児童虐待の緊急実態調査を指示した。

 中国では激しい進学競争を背景にした幼児教育がブームになる中、今月上旬にも上海で虐待事件が発覚しており、トラブルが相次いでいる。

 二十五日付の中国紙・新京報などによると、教諭数人が「身体検査」として服を脱がせ、足や腕などに針を刺したり、昼寝の時間に成分不明の白い薬を飲ませていたという。異変に気づいた保護者から通報を受けた警察は、教諭らから事情を聴き、動機や薬の成分を調べている。

 事件が起きた幼稚園は、全国三百都市の約五百カ所に展開する「北京紅黄藍児童教育科技発展」が運営。英語や算数などを教える英才教育で富裕層に人気があるという。同園は二十四日、関わった教諭を停職処分にし、全国の系列園での安全管理を強化するとの声明を発表した。

 

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