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【国際】

北朝鮮「火星15」高度4475キロ 戦略兵器の開発加速

 北朝鮮は二十九日に発射した大陸間弾道ミサイル級の新型弾道ミサイルについて「米本土全域を攻撃可能」と攻撃能力拡大を誇示した。北朝鮮は九月中旬以降、挑発を控えていたが、新型ミサイル発射に向けた準備を着々と進めていたようだ。発射探知が困難な新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)が完成間近との情報もあり、戦略兵器開発が急ピッチで進展しているとみられる。

 北朝鮮軍需部門に近い関係者によると、今回発射した「火星15」は、七月に発射したICBM「火星14」や、中距離弾道ミサイル「火星12」とは別のチームが研究・開発を担当したとされる。火星14のエンジン出力が不十分と判断されたため、火星15は火星14のエンジン四つを束ねた構造(クラスターロケット)になっていると解説する。

 この関係者によると、新型SLBM「北極星3」も完成段階に近づき、近く発射実験が行われる予定という。建造が進む新型潜水艦に二基搭載できるよう、昨年八月に試射が成功したとみられる「北極星1」より胴体をスリム化したとの情報がある。

 北朝鮮は電子機器の破壊や誤作動を誘発する電磁パルス(EMP)爆弾の開発も表明。脅威のレベルは日増しに上がっている。 (北京・城内康伸)

 

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