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【国際】

個人向けVPN 上海市、ネットの規制逃れ認めず

 【上海=浅井正智】中国で厳しく規制されている個人向けのVPN(仮想プライベートネットワーク)について、上海に拠点を置く日本をはじめ二十七カ国の商工会議所が共同で、改善要望書を上海市に提出しようとしたところ、受理されなかったことが十一月三十日分かった。外国の反対を聞き入れず、規制強化を進める姿勢を示した。

 在上海の日本財界関係者が明らかにした。中国には「グレート・ファイアウオール」という検閲システムがあり、LINE(ライン)やツイッター、フェイスブックなどが閲覧できないがVPNを使えば閲覧可能になる。個人向けのVPNは主に中小企業や個人事業主が利用している。

 上海日本商工クラブなど二十七カ国の商工会議所が「個人向けのVPNを一切禁じた場合、業務に支障が出るため再検討をお願いしたい」と要望をまとめ、九月ごろに上海市に提出しようとした。しかし「担当部署ではない」と受け取りを拒否された。「各国と文言を和らげて出し直すことも議論したが、足並みがそろわなかった」(関係者)ため、結果的に取り下げた格好になった。

 

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