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【国際】

ローマ法王「ロヒンギャ」明言 バングラデシュで難民と面会

1日、ダッカで開かれた宗教対話集会で、ロヒンギャ難民の少女の頭をなでるローマ法王フランシスコ=共同

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 【バンコク=北川成史】ローマ法王フランシスコは一日、バングラデシュの首都ダッカで、イスラム教や仏教の指導者らと宗教対話集会に出席した。隣国ミャンマーから逃れて来たイスラム教徒少数民族ロヒンギャの難民も参加、法王と面会した。法王は今回の歴訪で初めて「ロヒンギャ」という言葉を使った。

 AFP通信によると、子どもや女性を含むロヒンギャ難民が法王と面会した。面会後、法王は「今日、神はロヒンギャともおわします。彼らの権利が認められるよう働き続けよう」と語ったという。難民はミャンマーで受けた迫害を伝えたとみられる。

 法王は先月二十七日からミャンマーを訪問後、三十日にダッカ入り。同日の演説で、ロヒンギャ問題を巡り「国際社会は断固たる対策を取る責務がある」と求めた。法王はこれより先にミャンマーを訪問し、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と会談。民族や宗教間の融和のメッセージを発したものの、ミャンマーでは「ロヒンギャ」という言葉を使わなかった。

 両国は二十三日、外相会談で難民帰還で合意し、二カ月以内に開始の方針。だが、終了のめどは示されていない。国際移住機関(IOM)によると、八月二十五日にミャンマー西部ラカイン州でロヒンギャ武装勢力と治安部隊が衝突後、バングラデシュに逃れた難民は六十万人を超えている。

 

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