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【国際】

ガザからロケット弾 イスラエル軍も報復攻撃

7日、ヨルダン川西岸ラマラで、エルサレムをイスラエルの首都と認定したことに、タイヤに火を付けるなどして抗議する人々=ゲッティ・共同

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 【エルサレム=奥田哲平】ロイター通信によると、パレスチナ自治区ガザから七日夜、イスラエルに向けてロケット弾三発が発射された。うち一発はイスラエル南部に着弾、残り二発はガザ内に落ちたとみられる。イスラエル軍は戦闘機と戦車で報復攻撃した。負傷者は確認されていない。

 トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの「首都」と認定したことを受け、パレスチナでは八日の金曜礼拝の後に大規模な抗議行動が予定され、緊迫の度を増している。

 ロケット弾発射について、過激派組織「イスラム国」(IS)に近いイスラム原理主義の武装組織が犯行声明を出した。ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスとは異なるが、イスラエル軍はハマスの関連施設二カ所を攻撃した。

 また、国際テロ組織アルカイダ系の「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」は七日、トランプ氏の決定を「イスラム世界への明らかな挑戦。われわれはパレスチナの人々を支える」とする声明を出した。いずれの組織も、一般のイスラム教徒に広がる反米感情に乗じて存在感を示す狙いとみられ、急速にテロの脅威が高まっている。

 中東の衛星放送アルジャジーラによると、七日にパレスチナ自治区各地で行われた抗議活動には数千人が参加。イスラエル軍兵士に向けて投石したのに対し、軍は催涙ガスやゴム弾で応戦し、少なくとも百八人が負傷した。ハマスは八日を「怒りの日」と位置付け、民衆蜂起を呼び掛けている。

 

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