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【国際】

真珠湾攻撃76年 和解刻む追悼

7日、米ハワイで、真珠湾攻撃の追悼式典に出席した退役軍人ら=共同

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 【ホノルル=共同】旧日本軍による米ハワイの真珠湾攻撃から七十六年を迎えた七日朝(日本時間八日未明)、犠牲者を悼み、米退役軍人をたたえる式典が真珠湾に面した公園で開かれ、米軍関係者や日米の招待客ら約二千人が出席した。攻撃が始まった午前七時五十五分(日本時間八日午前二時五十五分)に合わせ、黙とうをささげた。

 オバマ前米大統領と安倍晋三首相が昨年末、攻撃で撃沈された戦艦アリゾナの上に浮かぶ記念館で献花し、恩讐(おんしゅう)を乗り越えて強固な同盟関係構築を示した歴史的訪問から初めての式典。退役軍人からは「和解が進んだことは素晴らしい」との声が上がった。

 米海軍とアリゾナ記念館を管理する国立公園局が主催。戦艦アリゾナの元乗組員や真珠湾の米軍基地にいた退役軍人ら生存者十数人が出席した。

 戦艦アリゾナの乗組員だったローレン・ブルナーさん(97)は「これまで何度も記念式典に出席したし、日米の指導者訪問を見た。もう終わったことだ」と話した。一方、同じく元乗組員のドナルド・ストラットンさん(95)は日米和解について「話したくない」と否定的な姿勢を示した。

 ハワイと交流を続ける新潟県長岡市の磯田達伸市長は「お互いの努力で続けてきた行事は、これからも続けることが大事だと感じた」と述べた。

 六日には医師菅野寛也さん(84)=静岡市=が米兵の遺品を使った恒例の慰霊祭を開催。八日には真珠湾で二回目となる日米合同の戦没者追悼式典が開かれる。

 

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