東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

中距離ミサイル 米、開発に着手へ ロシアの条約違反に対抗

 【ワシントン=共同】米国務省は八日、冷戦末期に旧ソ連との間で結ばれた中距離核戦力(INF)廃棄条約の署名から三十年を迎えてナウアート報道官の談話を発表し、ロシアによる条約違反への対抗措置として、通常戦力による地上発射型中距離ミサイルなどの研究開発に着手する方針を表明した。

 ロイター通信によると、ロシア側は条約違反を否定しており、条約維持のため米国と対話する用意があると表明した。

 談話は、ロシアが条約で禁じられた射程を持つ地上発射型巡航ミサイルを開発・配備していると指摘。米国は引き続きINF廃棄条約を順守し、ロシアの条約回帰を促すとする一方、ロシアの違反が続いていることを放置できないと強調し、ロシアを条約に引き戻す「経済的、軍事的措置」として中距離ミサイルの研究開発を含めた。

 研究開発自体は条約違反に当たらないと指摘。ロシアが条約への完全かつ検証可能な形の順守に戻れば、米国もこうした措置を停止するとした。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは十一月中旬、米国が既にこの方針をロシア側に伝達したと報じていた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報