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【国際】

オーストリア 極右政党が政権入りへ 連立交渉で合意

 【ベルリン=垣見洋樹】十月のオーストリア総選挙後に連立交渉を行ってきた中道右派の国民党と極右の自由党が十五日、連立政権の樹立で合意した。ロイター通信によると、オーストリアは西欧諸国で唯一、極右政党が政権入りする国家になる。

 新首相に就任する国民党のクルツ党首(31)は十五日、「納税者の負担を軽減したい。また違法な移民の流入を止めることを含め、わが国の安全を守る」と抱負を語った。

 総選挙では、国民党とシュトラッヘ党首が率いる自由党が中東などからの移民・難民に厳しい政策を打ち出して躍進。国民党が得票率31・5%で第一党、自由党は26%で第三党となり、右傾化が鮮明になった。ケルン首相の社会民主党は二位だった。

 自由党は二〇〇〇年から五年間、国民党との連立政権に参加。故ハイダー党首のナチス擁護発言で批判を浴び、欧州連合(EU)から制裁を受けた。

 今年は各国で右派勢力が台頭しており、制裁が科されるかどうかは分からない。

 クルツ氏は難民に厳しい方針をとる一方で、親EUの姿勢を表明している。

 

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