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【国際】

不屈の金井さん、宇宙へ 打ち上げ成功 5カ月半滞在

17日、カザフスタン・バイコヌールでソユーズ宇宙船の打ち上げを前に、見送りの人たちに手を振る金井宣茂さん=共同

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 【バイコヌール(カザフスタン)=共同】宇宙飛行士の金井宣茂(のりしげ)さん(41)ら三人が乗るロシアのソユーズ宇宙船が十七日午後一時二十一分(日本時間午後四時二十一分)、国際宇宙ステーションに向け、中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズロケットで打ち上げられた。宇宙船は約九分後、予定された軌道に入り、打ち上げは成功した。

 ステーションには十九日午後に到着し、来年六月三日まで五カ月半滞在。マウスの飼育などの科学実験に取り組む。金井さんは海上自衛隊の医師出身で、今回初飛行。日本人の宇宙飛行は十二人目、ステーション長期滞在は七人目となる。

 金井さんは十七日午前、笑顔で手を振りながらバイコヌールのホテルを出発した。宇宙服に着替えた後、両親らとあいさつをし「普段通り。頑張ってくる」と話した。

17日、カザフスタンで、金井宣茂さんらを乗せ、バイコヌール宇宙基地から打ち上げられるソユーズロケット=共同

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 打ち上げ後は、宇宙船内でカメラに向かって手を振ったり親指を立てるしぐさをしたりして元気そうな様子を見せた。

 ステーションに到着後、日本実験棟きぼうで、無重力などの宇宙の環境が生物の健康に及ぼす影響を調べるためにマウスを飼育したり、新薬の開発などに活用されるタンパク質の結晶を作る実験をしたりする。超小型衛星の宇宙への放出なども担当する。

 宇宙船にはロシアのアントン・シュカプレロフさん(45)と、米航空宇宙局(NASA)のスコット・ティングルさんの二人の飛行士が同乗した。

 

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