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【国際】

ロシア、米情報でテロ阻止 プーチン氏 トランプ氏に謝意

 【モスクワ=栗田晃、ワシントン=後藤孝好】ロシアのプーチン大統領は十七日、トランプ米大統領と電話協議を行い、米中央情報局(CIA)の情報提供が、ロシア北西部のサンクトペテルブルクでテロを計画した容疑者の逮捕につながったとして謝意を伝えた。ロシア大統領府が発表した。

 タス通信によれば、ロシア連邦保安局(FSB)は十五日、サンクトペテルブルクの観光名所「カザン聖堂」などで十七日にテロを計画していたとして、過激派組織「イスラム国」(IS)の賛同者とみられる十八歳の男ら七人を逮捕し、拠点から爆発物を押収していた。

 プーチン氏は、CIAからの「十分な情報」が摘発に結びついたと感謝。「ロシアの情報機関が米国民に関係するテロ情報を入手した場合、迅速に伝える」と約束した。

 米ホワイトハウスによると、トランプ氏は電話協議で「テロリストがどこにいようと、打ち負かすためには情報面での協力が重要だ」と連携の意義を強調。両首脳は今回の情報提供が米ロの協力の好例であるとの認識で一致した。

 また、トランプ氏は、昨年の米大統領選に干渉したロシアと、トランプ氏やその陣営との共謀疑惑に関して、ホワイトハウスで記者団に「いかなる共謀もない」と繰り返して否定した。プーチン氏とトランプ氏は十四日にも北朝鮮情勢について電話協議したばかり。米ロ関係が停滞する中、情報機関同士の協力を公にすることで、両国の緊密な連携の必要性をアピールする狙いもあるとみられる。

 

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