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【国際】

カタルーニャ独立派が過半数 州議選投票率 過去最高81.9%

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 【バルセロナ=竹田佳彦】スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立を争点とする州議会選挙(定数一三五)が二十一日投開票された。州選挙管理委員会が二十二日未明(日本時間同日朝)に発表した暫定結果によると独立派が過半数となる七十議席を占めた。独立派は今後、主張を強めるのは確実で、独立をめぐる混乱は長期化が避けられない状況となった。投票率は過去最高の81・9%。

 暫定結果によると、独立派はプチデモン前州首相が率いる「カタルーニャのための連合」が三十四議席、ジュンケラス前州副首相の左派系独立派「カタルーニャ共和左派」が三十二議席で、極左独立派の「人民連合」は四議席。

 プチデモン氏は二十一日深夜、滞在先のベルギーで「中央集権主義者が用意した選挙だったが、独立派は無傷だった」と勝利宣言し、拘束されている独立派指導者の即時解放を求めた。

 一方、独立反対派の中道右派「シウダダノス」が三十七議席で州議会第一党となったが、反独立派全体としては支持が伸び悩んだ。

 州議会選挙は、州政府が十月二十七日に一方的に独立宣言に踏み切ったことを受けて、州自治権を停止した中央政府が実施を決定。

 二〇一五年の前回州議選では、独立派が半数を超える七十二議席を獲得。その後の住民投票や独立宣言につながった。中央政府のラホイ首相は、今回の選挙で反独立派を拡大させて州政治の「正常化」を狙ったが、裏目に出る形となった。

 

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