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【国際】

プチデモン氏ら政界復帰焦点に カタルーニャ州議会、新州首相選出へ

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 【バルセロナ=阿部伸哉】スペイン北東部カタルーニャ自治州で二十一日に投開票された州議会選挙(定数一三五)は、独立派三党が過半数の七十議席を確保し、三党を中心に連立協議が進む見通しとなった。州議会は来年二月上旬までに新州首相を選ぶが、中央政府から反逆などの容疑で逮捕状が出ているプチデモン前州首相らが政界に復帰できるかが焦点となる。

 中央政府のラホイ首相は二十二日の記者会見で「各党は分裂した州の修復に動いてほしい」と呼び掛け、「新州政府との対話に努める」と表明。プチデモン氏も、逮捕を逃れるために滞在中のベルギー・ブリュッセルで「ラホイ氏と対話の用意がある」と語った。

 州選挙管理委員会によると、開票率99%の段階で、独立派は、プチデモン氏の率いる「カタルーニャのための連合」が三十四議席、収監中のジュンケラス前州副首相の「カタルーニャ共和左派」が三十二議席、極左独立系の「人民連合」が四議席を獲得。前回二〇一五年選挙の独立派合計七十二議席をやや下回った。

 一方、比較第一党となったのは三十七議席を占めた反独立派の中道右派「シウダダノス」。同党幹部のアリマダス州議会会派代表は二十二日「カタルーニャが常識を取り戻す闘いを続ける」と語り、連立政権づくりに意欲を見せた。ラホイ氏が率いる国政与党「国民党」は十一議席から三議席に激減し、惨敗した。

 

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