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【国際】

ペルー フジモリ元大統領、恩赦 人権侵害で10年収監

 【リマ=共同】ペルー政府は二十四日、在任中の人権侵害事件で禁錮二十五年の刑に服しているフジモリ元大統領(79)に人道的恩赦を与えることを決めた。約十年間、首都リマ郊外の警察施設で収監されていた。

 フジモリ氏は多くの持病を抱えており、近く釈放される。政治の表舞台に立つことはないとみられるが、いまだに根強い支持者がおり、国内で一定の影響力を保つのは確実だ。

 議会多数派のフジモリ派野党が提出し、二十一日に否決されたクチンスキ大統領の罷免決議案を巡り、クチンスキ氏がフジモリ氏の次男ケンジ議員と、元大統領の釈放について取引したとの見方も強い。

 人権侵害事件の被害者遺族や国際人権団体などからの批判が噴出するのは必至だ。

 ケンジ氏は二十四日、ツイッターに「フジモリ家を代表してクチンスキ大統領の寛大な行為に感謝したい」と書き込んだ。

 フジモリ氏は二十三日、不整脈で血圧が低下し、警察施設から搬送され入院中。当面は病院にとどまるとみられる。

 

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