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【国際】

フジモリ元大統領恩赦 ペルー、思い交錯

 【リマ=共同】「ようやく正義が実現した」「遺族の気持ちを考えろ」。大統領在任中に左翼ゲリラと間違えられた市民らが軍に殺害された事件などで服役していたペルーのフジモリ元大統領(79)に24日、恩赦が認められると、フジモリ氏の支持者と事件の被害者らは相反する反応を示した。

 フジモリ氏が入院している首都リマの病院前では、支持者らが「チーノ、チーノ」と愛称を叫んで喜びを爆発させた。「最高のクリスマスプレゼントだわ」。自営業カリナ・トゥパヤチさん(39)は興奮気味に語った。24日夜、フジモリ氏の長女ケイコ氏も病院に到着。報道陣に「家族とフジモリ派にとって大きな喜びの夜です」と語った。

 事件の遺族らは24日、恩赦決定前に手続きの中止を求める声明を発表。遺族側のグロリア・カノ弁護士は「もしフジモリ氏の病状が本当に深刻でなければ、恩赦の無効を求めて国際司法機関に訴えることも検討する」と話した。

 

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