東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

慰安婦問題で文大統領 「日韓合意に重大な欠陥」

文在寅大統領

写真

 【ソウル=境田未緒】韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は二十八日、慰安婦問題をめぐる日韓合意に関する検証結果を受け、「手続きや内容に重大な欠陥があった。この合意で慰安婦問題は解決されないことを明確にする」と声明で発表した。 

 韓国外務省の報道官は二十八日の定例会見で、「被害者の名誉と尊厳を回復し、誠実で実質的な後続措置を可及的速やかに準備する」と表明。元慰安婦や関連団体、専門家の意見を反映させ「日韓関係に及ぼす影響も勘案する」とした。大統領府高官は一月上旬にも後続措置が発表されるとの見通しを示した。

 外務省の報道官は、後続措置には、日韓交渉の内容など、慰安婦問題に関する本質的な内容のすべてが含まれるとし、日本に何らかの措置を求める可能性を示唆した。北朝鮮の核・ミサイル問題で日米韓の安保協力が重要になっており、作業部会の報告は米国にも伝えたという。

 日本政府は合意の維持以外に選択肢はないとしており、韓国政府が後続措置で実際に合意を変更すれば、今後の外交交渉に影響が及ぶ可能性がある。平昌(ピョンチャン)冬季五輪への安倍晋三首相の出席は難しくなるとの見方もあり、日中韓首脳会談の開催にも影響が及びそうだ。

◆河野外相が批判「合意変更なら関係管理不能」 

 【アンカラ=共同】河野太郎外相は二十八日、韓国の文在寅大統領が日韓合意では慰安婦問題を解決できないと表明したことについて「合意を変更しようとすれば日韓関係は管理不能になる」と批判した。訪問先のトルコで記者団に語った。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報