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【国際】

ロシア船も北に石油か 香港船に続き 積み荷移転、制裁逃れ

 【ロンドン=共同】ロイター通信は二十九日、ロシア船籍の複数のタンカーが過去数カ月間に少なくとも三度、海上で北朝鮮の船舶に積み荷の石油精製品を移し替えていたと伝えた。安全保障筋の話としている。香港船籍の貨物船による北朝鮮船舶への移転も確認されており、米国が批判を強める可能性がある。

 国連安全保障理事会が九月に採択した制裁決議は、海上で北朝鮮の船に積み荷を移すことを禁じている。

 情報筋はロイターに対し「(石油移転が)ロシアの支援である証拠はないが、ロシア船は北朝鮮に救いの手を差し伸べている」と話した。衛星画像などを基に、タンカーはロシア極東沖の太平洋上を航行していたと指摘したが、詳細な場所は明かさなかった。

 タンカーの所有者の一人は、北朝鮮船舶への石油精製品の移転を否定したという。一方、タス通信によると、ロシア外務省は三十日「ロシアは制裁を完全に順守している」と反論した。

 韓国外務省当局者は二十九日、香港船籍の貨物船が十月に東シナ海の公海上で北朝鮮の船舶に石油精製品を移していたことを確認。これに関連し、トランプ米大統領はツイッターで「中国が北朝鮮への石油供給を許していることにとても失望している」と投稿した。

 

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